SONY WF-1000XM4を試聴してきた
最近いまいちAirPods Proの調子が安定しないのでTWS(完全ワイヤレスイヤホン)を物色しに秋葉原のeイヤホンに行ってきました。
物色も何もだいたい目星はついていて、SONYのWF-1000XM4一点のみ試聴してみました。
WF-1000XM4は各方面で絶賛されているイヤホンで、ノイズキャンセリング、外部音取り込みなどに対応しているまさにAirPods Proの対抗馬たりうるイヤホンです。
アルコールシートが試聴台に置いてあるのでそちらで消毒して耳に入れてペアリングするのですが、ペアリングするボタンがやりにくい😥
両方のイヤホンの平面部分を軽く7秒間タッチすれば良いのですが、いつも使っているAirPods Proに慣れすぎていて中々ボタンの位置が分かりませんでした。
取り合えずペアリング出来たので、早速Apple Musicでポゴレリチのショパンとヴェンゲーロフのブリテンの協奏曲を聴いてみました。
SONYはヘッドホンはMDR-CD900STとMDR1000Xを使っていてその両機種のサウンドはとても気に入っているので期待して聴き始めたのですが、ちょっと期待しすぎたかなという感じでした。
全体的にMDR1000Xと似たようなサウンドですが、やはりイヤホンという分パワーダウンしている印象で、かなりこじんまりした印象を受けてしまいました。
ポゴレリチのショパンは鍵盤をしっかり押し込んだときのガツーンというグランドピアノの鳴りが体に響いてくる感覚…とまで行かずややスケールが小さい聴こえ方になってしまいました。
ヴェンゲーロフのブリテンはそもそもこの盤、音量が小さすぎてBluetoothイヤホンだと音量MAXにしてもややもの足りないくらいの音量感です。
もうちょっと音量を出せると良いな、と思ってしまいました。
ほかに有線のShure SE215SPEも持っていますがそちらの力強い音も気に入っています。もちろんShureとは違いああいったパワー感のある解像度抜群の鳴らし方でもありません。
丁寧な描写とフラットな音質は好印象です。
音のクオリティは良いと思いましたが自分がイヤホンに求めるタイプとちょっと違ったので残念でした。
AirPods Proと比較すると解像度や音の立ち上がり、質感はWF-1000XM4の方が上です。
音場感とかパワー感は同じような感じです。結構似たような印象は受けました。
絶賛されているのを見て試聴せずAmazonで買って後悔して売ってしまった人も結構多いのかなと思いました。4階の中古コーナーにWF-1000XM4の状態A品が大量に…
ノイズキャンセルはまあまあ良かったですが結構周りの音拾うなって感じでした。
AirPods Proと比べて大幅に良いという感じでもないかもしれません。
結局AirPods Proから買い換えるのは断念しました。
AirPodsProも別に壊れてしまったわけではないのでもうしばらく使ってみようかなと思います。